脂くさい体臭を抑える方法とは?

脂くさい体臭、というのは、ワキガのにおいのように鼻にツーンと繰るようなにおいではありませんが、他人からすれば、なんとなく「うっ」となってしまうような、独特の嫌らしさを持ったにおいです。
この脂くさい体臭を抑えるには、脂くささを皮膚表面に出してしまう原因となる「皮脂腺」に注目する必要があります。

 

皮脂分泌が盛んなところはしっかり洗おう

入浴時にしっかりと皮脂汚れを落とすことができれば、それだけ脂くさい体臭も軽減することができます。

 

顔や体を洗う際、「どこもまんべんなくきれいに洗っている」という人が多数派だと思いますが、人の体には皮脂分泌が特に多い場所がいくつかありますので、そこは意識的にしっかりと洗うことをおすすめします。

 

皮脂分泌が多い場所は、Tゾーン・耳の後ろおよび首・胸の中心・脇の下・背中の中心(背骨に沿ったライン)・おへそ周り・陰部・足の指の股・足の裏です。

 

これらの中でも特に、耳の後ろや胸の中心・背中の中心については、普通に体を洗っても皮脂が残っていることが多いところ。

 

一度体全体をいつもどおりに洗ったら、もう一度、こうした皮脂分泌の多いところだけを再度洗う、という形にして、べたついた皮脂残りが出ないようにしましょう。

 

もちろん頭皮も皮脂分泌が多いので、シャンプー時には髪よりも頭皮をさっぱりと洗い上げるようにすることをおすすめします。
特に後頭部は皮脂が残りやすいところなので、しっかりと指の腹でマッサージするようにシャンプーの泡を行き渡らせて下さい。

 

体を洗う際の注意点

皮脂分泌が多いところをしっかりと洗おう、というのは、
けっして「ゴシゴシと強くこすって洗いなさい」という意味ではありません。
石けん等をしっかりと泡立てて、その泡のクッションで無理なく皮脂を落とすようにします。

 

ゴシゴシと肌をこすってしまうと必要な角質まではがれ、それを保護しようとますます皮脂分泌が盛んになってしまいます。

 

身近な例を挙げると・・・小鼻の角栓を取る「はがすパック」をやったあと、しばらくするとパックではがした部分が皮脂でベタベタしてきた、という経験をした人もいるでしょう。
あれはまさに「はがすパックによって必要な角質まではがれてしまったので、角質を失った肌を保護するために皮脂が過剰分泌された」という典型例です。

 

体についても、角質までこすり落とすような洗い方をすると、はがすパックと同様の事態を招いてしまいます。
刺激の強いスポンジやナイロンタオルで洗ったりせず、綿のタオルとたっぷりの泡で「やさしく」洗い上げましょう。